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【STAFF blog】FJALLRAVEN CLASSIC SWEDEN への道~この感動を伝えなきゃ!編①~

いつもFJALLRAVENをこよなく愛してくださっている皆様、こんにちは。
FJALLRAVEN by 3NITY TOKYO店長の池守隼輔です。

 

「FJALLRAVEN CLASSIC SWEDEN への道 」
今回はいよいよ、~この感動を伝えなきゃ!編①~。

 

先日参加した FJALLRAVEN CLASSIC SWEDEN について書いていきたいと思います。
1話には収まりそうにないので、何話かに分けてお届けしたいと思います。
何話になるかは、今のところわかりません。
出発前の準備についても記事にしていますので、まだご覧になられていない方は是非!
https://fjallraven.jp/blogs/event/

 

さて。
今回私が参加したのは、スウェーデン北部に位置する『クングスレーデン』、通称『王様の散歩道』の中でも最も人気のあるコースのひとつであるニッカルオクタからアビスコまでを歩く FJALLRAVEN CLASSIC SWEDEN。
総歩行距離は約110キロ。
衣食住、必要な物すべてをバックパックにつめこんで、雄大な自然の中を歩くトレッキングイベントです。

 

スタートするまでどうなることやら、宇宙の果てくらい想像がつきませんでしたが、なんとか無事に4泊5日のロングトレッキングを終えることができました。
すべてが初めて、すべてが感動の連続。
なので、ひとつひとつを順を追って書いていくとおそらくオックスフォード英語大辞典くらいの大ボリュームになると思われますが、
あっちゃ行ったりこっちゃ行ったりしても最終的に話をまとめられるような文才はないので、結局時系列順に書いていきます。

 

では、早速。
「オギャー!!」
「って、そこからかい!!」
いつも本当にありがとうございます。
皆さまのキレっキレの突っ込みが入ったところで軌道修正。

 

8/8(木)
<成田空港>
空港を歩く人の大半が少しだけ地面から浮いているような気がしているのは私だけでしょうか。
ちなみにその日の私は10cmくらい浮いていたと思います。
それにしても人がたくさん。
右を向いても人、左を向いても人。
初めての海外。薄れゆく平常心。
人、人、人。
手のひらに書いた文字を飲み込み深呼吸。
心が落ち着いたところで、いざ集合場所へ。
「おはようございます!」
おでこがひざに付きそうなくらいのお辞儀で出迎えてくれたのは、クラシックのツアーを企画運営してくださっているフィンツアーの添乗員Aさん。
今年は7名のツアー参加者のサポートをしてくれます。
なんと、Aさんは今回が7回目のクラシック。
おそらく日本人最多。
うひょー!

 

その後登場したのは、編集ライターの鈴木純平さん。
クラシックの魅力を日本の皆さまに伝えるため、素敵な写真を撮りに来てくれました。
純平さん撮影の画像も後々登場予定。
お楽しみに。
ってなわけで、みんな揃ったところでチェックイン。
バックパックとスーツケースを預け、次はセキュリティチェック。
汚れちまった悲しみは家の引き出しに入れてきたので、無事にゲートを通過。
いざ飛行機!

 

23時過ぎ、定刻通りに無事離陸。
親子丼とパンというエキセントリックな機内食を食し、その後映画鑑賞。
爆睡。
ヘルシンキにて乗り換え。
また爆睡。
目覚めたらスウェーデン。
HAY!!

 

8/9(金)
<アーランダ空港>
機内の様子はだいぶ端折りましたが、やっとこさっとこスウェーデンに到着。
少しひんやりとした空気といい、太陽の陽の乾き具合といい、どことなく私の故郷である北海道に似ています。
なまら最高。
故郷さ帰りたくなくなるべさ。
したっけ、ちょっと身体こわいけども、せっかくだしストックホルムの街さ出て散歩でもすっべか。
よっこらしょ。
なんてやっている間もなく、飛行機で北極圏キルナへ。
さようなら、ストックホルム。

 

 

<キルナ>
キルナではアウターをキルナ。
そんな言葉をどこかで聞いたことがありますから、それに従い半そで短パンで飛行機を降りましたところ、まあ寒い寒い。
そりゃそうです。
なんたってここは泣く子も黙る北極圏。
急いでフリースを羽織ります。

 

 

数行前のダジャレに対するご意見がある方は、是非東京店にお越しください。
直接話し合いましょう。
さて、一息つく間もなくバスでチェックイン会場へ。

 

<チェックイン会場>
小学校の体育館で、クラシックのチェックイン。
ここで、クラシックのパスポート(チェックポイントでこれにスタンプを押していきます)、フリーズドライフード、ガス缶、
トイレットペーパーを受け取ります。

 

 

 

セルフサービスのワキシングコーナーも。

 

 

ショップもあります。

 

 

足りないものがないか、ここで最後のお買い物。
クラシック限定グッズもあります。
私、年甲斐もなく大興奮。
クラシック限定のTシャツを購入しました。
えへへ。

 

<キルナ・ホテルリパン>
チェックイン会場から歩いてホテルへ。
部屋に入るやいなや、いよいよ明日からのトレッキングに向けてパッキングです。
ついに、問題の椅子を持っていくかの最終ジャッジの時がやってきました。

 

 

持っていくのかい?
持っていかないのかい?
どっちなんだい?
んー、持っていく!!
あちゃー!!

 

 

結局バックパックはパンパンになりました。

 

8/10(土)
<キルナ・ホテルリパン>
朝ホテル前に集合したところで、どしゃ降り。
スタート前からレインウェアの出番です。

 

 

悲しみに暮れながら、チェックイン会場へ。
そこでスーツケースを預け、バスに乗ってクラシックのスタート地点に向かいます。
預けたスーツケースは、ゴール地点のアビスコにて受け取ることができるのです。
ありがたや。
さて、バスに乗る前に、バックパックの重さを計測。

 

 

21.5キロ。
椅子以外にも、必要ではないけど持っていきたいものが満載なので重いとは思っていましたが、まさかの20キロ越え。
あちゃー!!

 

<ニッカルオクタ>
バスに揺られて、いよいよスタート地点のニッカルオクタへ到着。

 

 

 

参加者の皆さまの、これから始まる旅へのワクワクと緊張感が入り混じり、少し不思議な雰囲気。
雨の中準備を整え、いよいよスタート地点へ。
と、スタート地点のそばで、薪を割るおじさん。
2日目に到着するであろうセルカチェックポイントにあるサウナに入りたい人は、薪を1本持たなければならないとのこと。
すでに重たいバックパックに薪を1本ねじ込んで、結局22キロに。
しかし、サウナには入りたいのでやむ無し。
尋常ではないバックパックの重さを肩に感じながら、私のクラシックはスタートしたのでした。

 

 

さて、今回はここまで。
果たして、私の肩、ひざ、腰は、バックパックの重さに耐えきることができるのか。
乞うご期待。

 

次回いよいよトレッキングの様子をお伝えしていきます。
では、また。