Kånken Art 2023
NATURE MEETS 80’S SKATE CULTURE BY MANDER
アーティストと自然との関りをカンケンをキャンバスに表現するカンケンアート。2023年6月、5シリーズ目となるカンケンアートが登場しました。
Kanken Art 2023は、スウェーデンのイラストレーター、グラフィックデザイナー、アーティストとして活躍しているMartin Ander、またの名をManderのデザインです。彼のデザインは、スケートボードのカルチャーと自然界にある石や葉っぱ、菌類や苔などの形やパターンをリミックスし、とてもユニークに表現されてます。
「私は普段はどちらかというとストリート派ですが、自然も大好きです」と彼は自身の活動について尋ねられたとき、こう語りました。
パンデミックの初期、彼はストックホルムの南側にあるソルムランドに家族と一緒に暮らしていました。
「家族と私はよく歩くようになりました。家の近くの森に行って、日帰りハイキングをしています」。
自然の中で充実した時間を過ごすことで、彼はもっと詳しく見てみたいという興味が湧いてきたと言います。
「私は自然界の構造やパターンを探し始め、それを私のスタイルに落とし込みました。
近くで見れば見るほど、石や葉っぱ、菌類や苔に構造物が現れてきました。それを、Kankenに繰り返しのパターンで表現しました」。
彼の大胆でユーモラスなデザインは、スケートボードやアルバム、ポスターなどで、国際的に多くの人に知られています。
今回のKånken Art 2023は、彼の自然に対するビジョンと彼の作品を融合させた特徴的なスタイルとなっており、全く新しいものにしました。
皆さんにも自然と都市の環境に様々なインスピレーションを感じてもらいたいと思い、彼は今年のKånken Artプロジェクトに特別なものを含めたいと考えました。Kånken Art Plusには、ペンケースとノートブックが含まれています。生地に使用されているのと同じパターンのデザインで作られています。
また、散歩しているときや自転車に乗っているときの方が、頭の中がクリアになります。
多くのアイデアは自然の中で体を動かしているときに生まれてくるのです」。
Kanken Art Plus (23634) https://www.fjallravenby3nity.jp/shopdetail/000000001333
Kanken Art Mini (23635) https://www.fjallravenby3nity.jp/shopdetail/000000001334
Kanken Art Hip Pack (23637) https://www.fjallravenby3nity.jp/shopdetail/000000001335
Kanken Art Bandana (87149) https://www.fjallravenby3nity.jp/shopdetail/000000001336
<Martin Ander インタビュー>
あなたの作品のスタイルとその由来をお聞かせください
私のスタイルは、子供のころから興味のあるものをすべてをミックスしたものです。コミックに始まり、スケートボード、ウォールペイント、そしてパンクロックとヒップホップに夢中になりました。私は特に、サブカルチャーの姿形に関心が強く、例えば街でパンクロッカーを見かけると、そのビジュアルにすっかり魅了されたものです。スケートボードのグラフィックも同じで、私が最もクールだと思うものにプリントされたグラフィックは、多くのストーリーを語っているように見えました。
フェールラーベンからデザインの依頼をされたときはどのように思いましたか?
とにかくうれしかったです。以前に仕事をしたことがある大きなブランドでは、スピードを第一に求められましたが、フェールラーベンの場合は、クオリティとディテールが最優先されます。このプロジェクトは、パンデミック中の2020年に始まったので、私のスタイルとフェールラーベンのスタイルを融合させる十分な時間がありました。私にとってKankenは、スウェーデンファッションの定番アイテムです。私はこれまで、いくつものスケートブランドと仕事をし、何百ものスケートグラフィックを制作してきましたが、このアイコニックなKankenのデザインをすることは、本当に特別でした。
今回のKanken Artのデザインのインスピレーションはどこから来たのでしょうか?
パンデミックで規制があった間、ストックホルムの南側にあるソルムランドという自然に囲まれた地域に住んでいたんですが、家族と一緒に自然の中をよく歩くようになりました。私はどちらかというと街中にいる時間が長いのですが、昔から自然が大好きで、家の近くの森を歩いたり、日帰りハイクを楽しんでいました。そして自然の中にある構造やパターンを探すようになり、石や葉っぱ、菌類や苔などの近づかなければ見えない細かい構造をデザインする自分のスタイルに辿り着きました。それが、今回のKankenのデザインに見られる、構造を繰り返し描くスタイルの基礎となりました。数多くのパターンを描きましたが、どれか一つに決めることが出来なかったので、それらを全部使い、パンクなどの要素も加えて、最終的にはパッチワークのようなパターンになりました。
このKankenを作るにあたって、何か特別なことはありましたか?
このようにデザイン的な自由を与えられ、フェールラーベンと協力して、特別なものを作ることができたのは素晴らしいことでした。
例えば、フロントポケットを大きくして、スケッチブックを収納できるようにしました。そして、Kanken Art Plusにはペンケースとノートブックが付属されています。私はいつもペンやスケッチブックを持ち歩いているのですが、それをKankenのファンと共有できるのもとてもうれしいことです。
自然とのつながりを教えてください。自然からエネルギーをもらうことはありますか?
ソルムランドにいた時に、友人がひと夏に100の湖で泳ぐというチャレンジを始めました。私はそこまではできませんでしたが、自転車で行ける距離に30くらいの湖があったのでなるべく多くの湖で泳ぎたいと思っていました。ただ、私の子供たちは気に入った湖にしか行きたがらないので、昼休みに子供たちを友達に預けて、いくつかの湖に自転車で行って泳ぐこともありました。私の仕事は、一度始めると画面や紙を長時間見続けることが多いので、可能な時にできるだけ体を動かすことが必要だと思っています。また、散歩しているときや自転車に乗っているときの方が、頭の中がクリアになります。多くのアイデアは自然の中で体を動かしているときに生まれてくるのです。
Arctic Fox Initiative
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