Material Guides
40年以上、最高の品質基準を満たしたダウンのみをお届けしています。
高品質ダウンの最大の特徴は、軽くてインサレーション(保温断熱性)に優れ、圧縮した場合の復元力の高いことにあります。フェールラーベンでは、高品質ダウンのみを使用してダウンジャケット、スリーピングバックを作り続けています。
ダウンの品質基準測定には「フィルパワー測定」と「ダウンとフェザーの混合率測定」があります。フェールラーベンではともに高い基準をクリアしています。
Fill Power (国際羽毛協会基準/FPと表示)
フィルパワーとは、羽毛1オンス(約28.4g)あたりの膨らみ度合いを立方インチ(2.54cm立方)で表示したものです。「600FP」とは、1オンスの羽毛が600立方インチの体積に膨らんでいることを表示するもので、数値が大きいほど高品質のダウンといえます。また復元力も高いとされています。
国際基準では400-450FPがアベレージ、500-550FPがgood、550-750FPがvery good、750FP以上がexcellentとされています。
フェールラーベン製品は600FP以上のダウンを使用しています。
Mix of Down and Feathers ダウンとフェザーの混合
ダウンとフェザーの大きな違いは、採取できる部位の違いと羽根の軸の有無です。ダウンには軸がなく、フェザーには軸があり一般的に羽根をイメージするのはフェザーです。ダウンが多くブレンドされていればいるほど保温力が高くなります。羽枝が重なり合って空気の層ができこの層が保温効果を高くします。フェザーにも大事な役割があります。羽枝があるため通気性と弾力性が増すことです。一般的にはダウンの混合比率が大きいほど優れたダウン製品といわれています。 フェールラーベンでは、90対10の割合でダウンを使用しています。
高品質ダウンとは
- ダウン率が高いほど、柔らかでふくらみがあります。
- フェザーやファイバーなどの混入が少ないほど、ふくらみがあります。
- 成熟している羽毛は、ダウンボールが大きく、ふっくらして弾力性を増します。
- 良く洗浄された清潔な羽毛は、臭いもなくふくらみを増します。
The Down's Origins フェールラーベン・ダウンの生まれるところ
ダウンジャケットやスリーピングバックに使用しているダウンはすべて厳しいアメリカの食品規格をクリアしたもののみです。その理由は、食肉用のガチョウのみからダウンを採取しているからです。
ダウンサプライヤーは、生産プロセスを管理するために1社のみを厳選し、緊密かつ積極的な関係を築いています。
ガチョウの飼育環境・飼育方法から生きたガチョウから羽毛を取らないなどのダウン生産における厳しい禁止事項をサプライヤーとの契約を締結しました。そのためにフェールラーベンから品質保証チームを配置し、抜き打ち検査を実施して良好なダウンの生産管理に徹しています。