夏山登山おすすめバックパック3選!!


フェールラーベンと言えばカンケンバッグ。そのカンケンと同じ「Vinylon F」をメイン素材に使用した定番バックパックが
Kajka(カイカ)シリーズです。35Lバージョンは夏山の小屋泊にちょうど良いサイズ。

何と言っても特徴的なのがこの背面。「Birch Frame(バーチフレーム)」という木製のフレームを採用している、
世にも珍しい仕様です。しかも様々な体格の人が使えるよう、背面長が調節可能です。

トップリッド、もしくは雨蓋と呼ばれる部分は取り外しが可能で、小屋に到着後に周囲を散策するときや、頂上へのピストンの際に
クロスボディバッグとして使用できます。

そしてフロントがベロっとフルオープンになるためパッキングが容易で、目的地に到着してから目当ての荷を取り出す際にも
あれやこれやを引っ張り出さずに済むのでストレスフリー。


更に別売りのKajka Side Pocket(23543)を装着して容量を増やすことも可能。
両サイドに付けると見た目もグンとカッコよくなります!
このクラスのバックパックとしては重量級ではありますが、その分重い荷物を背負った時にもパック自体が負けることなく
快適な背負い心地を保ち、更に強い生地なので永く使える、まさにフェールラーベンのブランド理念を体現するモデルです。

今回紹介する中で最も軽量なバックパック。
Kajkaと同じ35Lなのでやはり小屋泊登山に適したサイズです。

背面は見るからに汗抜けの良い快適なメッシュ構造。そして背面長の調節も可能です。

ショルダーハーネスをアップしてみると、こちらも高い通気性を持っていることがわかります。

正面はフルオープンにはなりませんが、斜めに開くのでパッキングも取り出しも容易です。

そして内部にはボトルなどを固定するのに便利なメッシュポケットが付いています。中にこういったポケットがあるのは珍しいですね。

サイドのメッシュポケットは径が広く、太めのボトルでも収納可能。開口部が身体側に斜めに切り取られているので、
パックを背負ったままアクセスがしやすくなっています。

トップリッドにはバンジーコードがついているのでシェルなどを外付けするのに便利。
見た目はスタンダードな中型バックパックですが、こうして細部まで確認してみると随所に使いやすい工夫が施されており、
しかも珍しい仕様が多いユニークなパックに仕上がっています。


Kajka 35と同様「Birch Frame(バーチフレーム)」を採用しており、背面長の調節ももちろん可能。

Birch Frameを使用しているバックパックは背面パッドに縫い付けられたスリーブがフレームを通っているので、フレームを軸として
背面パッドを上下に動かせるようになっています。このため背面長が可変となっているわけですね。

更にサイドに配置されたジッパーと下部に設置されたジッパーからそれぞれメインコンパートメントにアクセスすることができます。
この容量になるとトップからのみのアクセスだと使い勝手が悪いので、上・真ん中・下からアクセスできるのは非常に便利です。

素材はおなじみのG-1000 Heavy Dutyと、オリジナル防水素材Bergshellのハイブリッド構造。
底とサイドはBergshell、大容量の正面ポケットとトップリッドはG-1000 Heavy Dutyです。
同色なので分かりづらいですが、色の濃い部分がBergshellです。


そして画像の様にピッケルなどアイスツールを固定しやすい位置に設置されたループとストラップで、
雪山でも活躍すること間違いなし。
Kajka同様、同じ容量のバックパックの平均重量と比較するとやや重いですが、その分非常にしっかりとした造りで分厚い
ショルダーハーネスとヒップベルトが抜群のフィット感を実現しています。
そのため、キチンと背負うと肩・背中・腰に適切に荷重が分散され、しかも身体に吸い付くようにフィットするので
数字ほどの重量を感じないという特徴があります。
小屋泊なのかテント泊なのかで選ぶ容量が変わりますし、各モデル特徴が異なるので選ぶのが難しいバックパック。
今回は3モデルをご紹介しましたが、フェールラーベンではまだまだたくさんのバックパックをランナップしています。
夏山登山に最高の相棒を見つけてください!