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セシリアの長年の友

 

セシリア・ローフの両親は、彼女が子供の頃、誕生日にKankenをプレゼントしましたが、40年後も彼女がそのKankenを使っているとは
想像もしなかったと思います。しかし、彼女はそのKankenを今日も使い続けています。

 

セシリア・ローフのKankenストーリーは、彼女の家族が経営していた衣料品店から始まります。
そのお店は、スウェーデンの東海岸Hudiksvallの北に位置する小さな村、Harmångerにあり、「良質な服をお求めやすい価格で!」を
モットーとしていました。その店にはフェールラーベンの商品も並んでいて、彼女が自然を愛するきっかけにもなりました。

 

 

多くのスウェーデンの家庭と同じように、セシリアも子供の頃は屋外で多くの時間を過ごしました。海辺を散歩したり、カヌーで遠足に
行ったり、森でリンゴンベリー摘みをしたりしたものでした。屋外で過ごしている時、彼女の祖父は毎度のようにフェールラーベンの
パーカーを着ていました。それは彼女の父や叔父たちも同じで、室内やより華やかな場にも登場しました。

 

このような環境で育ったので、セシリアが誕生日にKankenバッグをプレゼントされたことも自然なことでした。
セシリアのKankenは、1978年デビューの一番最初のモデルのはずで、「姉が私の1年後にKankenを買ってもらって、
その赤色のカンケンには、私のKankenにはないフロントポケットが付いているのを羨ましく思ったわ」と
当時の思い出を話してくれました。

 

セシリアは、ちょっとした姉妹ゲンカをしながらも、買ってもらったKankenを学校や遠足(ホットチョコレートやオレンジなどを
いっぱいに詰め込んで!)にはいつも連れて行きました。また、冬に出番が増える実用的なシートパッドもお気に入りで、
よく使っていました。

 

彼女のフェールラーベンへの思いは、年を取るごとに大きくなっていきました。
「スウェーデンにこのような優れたブランドがあることをいつも誇りに思っています。他のアウトドアブランドの物も
持っていたけれど、今でもフェールラーベンは、クローゼットの中にも、思い出の中にもずっと残っているブランドです」。

 

 

セシリアは長年に渡りKankenを通学、通勤、旅行用のバッグとして使ってきました。
今では彼女の子供たちも愛用しています。約20年前に彼女が北イタリアのZola Pedrosaに引っ越した時には、もちろんKankenも
一緒に引っ越してきました。

 

セシリアは、何年経ってもその使い勝手の良さと機能的なディテールに感動しながら、今もKankenを頼りになる相棒にしています。

 

「私が今でもKankenは使っている理由は、使いやすい上に何年経っても良い品質を保っているからです。
バッグはフルオープンすることができ、必要な物を素早く簡単に見つけることができるのは本当に便利です。

 

フェールラーベンというブランドも好きです。数年前からはイタリアでもKankenを見かけるようになりました。
フェールラーベンとKankenは、熱狂的なファンを世界中に持つようになったのです。