FJALLRAVEN アンバサダー佐藤佑のブログ【短い北海道の夏、お盆明け、山では秋の始まり】
こんにちは。アンバサダーの佐藤佑です。
気が付けば8月も下旬。
北海道ではお盆を過ぎると少し涼しくなり、夏のピークは過ぎた感じになります。
最繁忙期でもある7月は駆け抜ける様に過ぎ去りましたが、この夏も充実した山での時間がたくさんありました。
7月から愛用しているHanwag「MAKRA COMBI GTX」。
ソールもアッパーも硬めで岩稜向けの登山靴ですが、30kgの荷物を背負う縦走には打って付けの一足です。
ソールの硬さは足が発揮する力を最小限にしてくれ、硬めのアッパーは足首の安定をサポートしてくれます。
一歩一歩の積み重ねで出来ている登山において、この「一歩の差」は登山後の疲労などにおいて大きな差をもたらします。
タカネシオガマ
日高山脈1967峰
日高のハードなハイマツ漕ぎに耐えたKeb Trousers。松脂こそはつきましたが、ほつれなどは一切なし。G-1000素材の耐久性を実感する事が出来ました。 ユーザーが長く使える設計、「Sustainability 持続可能性」。fjallravenが提唱する理念の一つに触れた瞬間です。
とある夏の休日。
札幌市内の川へ繰り出しました。
天気も良く暑い日でしたが、川沿いは涼しく快適でした。
大きく綺麗な魚体の山女魚に出会う事が出来ました。今のところ今シーズン一の釣りの思い出です!
8月に入ると道東方面の山に度々出掛けました。山もさる事ながら観光、お土産のオススメもご紹介します。
清里町、さくらの滝。オホーツク海から帰ってきたサクラマスが、斜里川にかかる落差3.7mの滝を越えんと本能のままに飛ぶ姿は圧巻です。お昼過ぎ頃からが一番飛ぶようで、次々と見られました。数えてはいませんが100匹に1匹くらいが滝を越え、見ているうちに2匹が上流へ行きました。
清里町 神の子池。透明度の高い水温8度の摩周湖の伏流水が1日12000tも湧き出しているそうです。透き通った水の中にはオショロコマが泳ぎ、水鏡も綺麗に見られる池です。
清里町の名産じゃがいも焼酎。普通、樽、原種の3種類があり、どれも美味しいです。どれも味見してみたい方には写真の飲み比べセットがオススメ。
山の日、羅臼岳山頂にて。温帯低気圧の通過の影響もあり、天気に翻弄されるこの頃ですが、最後まで諦めず天気予報をチェックして選んだ羅臼岳では良い天気に恵まれました。
日本百名山の最難関とも言われる幌尻岳。こちらは曇予報だったものの山に上がれば雲海が広がり、涼しく気持ちの良い風が吹きわたりました。お花畑も秋の花が咲き乱れ、最高の展望に恵まれました。
つい先週末のこと。札幌の山奥にて渓流釣りツアーへ。色の濃いたくさんの岩魚たちに出会えました。大物の岩魚が定位する位置も秋特有の場所だったりと、ここにも季節の移り変わりを感じる要素がありました。
大雪の奥座敷トムラウシ山へ。
日帰りだと10-12時間くらいになる行程をさけ、山頂直下にある南沼キャンプ指定地にテント泊をして、山を楽しんで来ました。
光が美しい朝夕の時間を存分に楽しむ事が出来ました。
AM4:00。明るくなってきました。
南沼キャンプ指定地からゆっくり40分。トムラウシ山山頂に到着です。
空が朝焼け色に染まりました。十勝連峰と雲海も綺麗に見えています。
朝陽には何か特別なものを感じます。全身で浴びてエネルギーを分けてもらいました。
北海道の山の上では、秋の色もチラホラ見え始めています。
先日の南沼での朝は、気温10度を下回っていました。
日1日と秋の足音が近づいてくる事でしょう。
天候の巡り合わせによっては、肌寒い日も出てくる事と思います。
山の天気は突然変わる事もありますので、寒さにも備えたレイヤリングをご準備ください。
残暑、秋雨前線の影響などで不安定な天気の日もあるかと思いますが、良い夏の終盤になりますように。