【STAFF blog】北海道日高山脈・剣山トレッキングレポート
こんにちは!札幌店スタッフやまうちです。
そろそろ山は秋めいてきましたね。
今回はフェールラーベン・アンバサダー阿部夕香さんのツアーに参加して北海道日高山脈にある『剣山』に登ってきました♪
9月某日
天候:曇り
風:ほぼ無風
気温:23度
日高山脈 剣山(つるぎやま) 標高1205m
AM7:00
札幌駅でピックアップしてもらい、芽室まで移動します。
移動時間はお喋りを楽しみつつ、近づく日高山脈を眺めたり牧場の牛に思いを馳せます。
AM9:30
剣山登山口駐車場に到着!
登山口手前には『剣山神社』があります。
これからの山行の無事を祈願します。
各自装備を整え、出発前にストレッチ◎
これがすごく大事です。ケガを未然に防ぐ為にも皆さん入山前にストレッチしましょう。
AM9:45
登山届を記入して、いざ、スタートです!
最初の30分は緩やかに整備された登山道を進みます。
信仰の山だけあり、登山道の脇には次々と仏像が現れます。
秋の山花といえばトリカブト!!
とってもきれいな紫の花ですが、猛毒なので絶対に触らないように!!
緩やかな道は長くは続きません。
木の根や岩で足場が悪くなります。
これぞ登山!!という感じでテンションが上がります♪
AM10:50
気温以上に気になるのがこの日の湿度。
スタートから約1時間で最初の休憩です。水分補給をしっかりと!
5分ほど休んで先へ進みます。
どんどんガスが濃くなりました。少し遠くを見ると真っ白!木々の向こうに見えるはずの景色もありません。
すれ違う下山の方々も皆さん、景色は見えませんでした~と。
でも山の天気は変わりやすい!頂上に着くころには晴れたらいいですね~とどんどん登ります。
途中可愛らしい草花に目を留めつつ、滑りやすい足元にも注意します。
AM11:15
出発から1時間半で“一の森”に到着です。
広さは15畳ほどでしょうか…石碑がありました。
周りに岩がゴロゴロしているので座って休憩が出来ます。
ツアー参加の皆さんは登山歴の長い上級者さんばかり!
ザックからは山で頂くと嬉しい食べ物が次々と。さすがです!!
自家栽培、自家製の茗荷の酢漬けや一口サイズのロールケーキなどなど、おすそ分けをたくさんいただきました。美味しかった♪
10分ほど休憩し、再び先へ進みます。
水分と塩分、糖分を補給すると力がみなぎります!
少し進んだところで左手がひらけます。
白い霧が幻想的で良い写真が撮れました。
スタートから約2時間、岩場が多くなってきました。
剣山は岩がごつごつしています。
ここには“蛙岩”があるそうですが、この日はよく見えませんでした。
AM11:50
一の森から35分ほど進み“二の森”に到着!
ここでもしっかり水分補給です。
秋の登山でもしっかり気を付けたいですね。
5分ほど休憩して登山再開。
急勾配が多く、前傾姿勢で慎重に進みます。
一枚岩の岩肌が見えてきました。
剣山は岩峰が特徴的な山です。
その後も急勾配が続きます。
ロープや鎖が設置している場所も。
全身の筋肉をフル稼働です!!
巨岩の横は人一人分しかない細い道が続きます。
踏み外さないようにしっかり足元を確認します。
PM12:20
“三の森”に着きましたが、山頂までもうそれほど距離が無いので通過しました。
どの山でも割とそうだと思いますが、山頂に近づくとどんどん勾配がきつくなりますね!
振り返って自分の登って来た道を見るとおなかの下の方がきゅっとなりました笑
山頂の手前に“母の胎内”という岩のトンネルがあります。
登山道の左脇に少し奥まってるので見落とし注意です!
ここをくぐると生まれ変われるといった言い伝えがあるそうです。
わたしもくぐってきました。生まれ変われたのでしょうか…?
そしていよいよこの山の最難関!!はしご場に到着です。
先頭から順に登っていきます。
見てるだけでヒヤヒヤします。
横移動もはしごです。
私の順番が来ました。
心臓はバクバクでしたが、不思議とテンション⤴
怖さより楽しさが勝ちました♪
はしごは全部で4本。
最初のはしごさえクリアすれば、あとは怖くありません。
最後の1本を登りきると山頂です!あと一息!
PM1:00
無事、登頂です。
約3時間、みんな笑顔で登り切りました!
時折青空が覗いたのでタイミングを見計らって記念撮影。
山頂に着いた時の爽快感は病みつきになりますね。
たくさん歩いて汗もかいたので昼食です。
今回は一緒に歩いたTさんに頂いた自家栽培のトマト(アイコ)と山頂の景色を撮影。
残念ながらこの日はこのまま晴れることはありませんでしたが、白く靄がかかった風景もきれいでした。
ご飯を食べた後は『剣』を写真におさめるべく、恐る恐る岩を登って突端へ。
しっかりと突き刺さってました!感動!!
剣が刺さっているあたりは一人分のスペースしかありません。
後ろは断崖絶壁です!
座っているのはぽこんと飛び出た岩の部分で、天気がいいと十勝平野が一望できます。
一緒に登ったTさんと剣の先をタッチ で記念撮影。
私も立ってみましたが、なかなか足がすくむ場所です。
PM1:30
下山開始です。
登るより降りる方が怖い!!
夕香さんに教えていただいたように、はしごから少し身体を離して足元をしっかり確認します。
下山は一見楽に思うかもしれませんが、滑って転びやすく脚への負担も大きくなります。
ポールをどこに突くか、どこに足を置くと楽に下りられるか考えたりと案外頭を使います。
登りでは見えていなかったものを発見することも。
こんなところに変わったキノコが生えてるね~と会話しながら歩くのも楽しいです。
二の森を越えたあたりで空が澄んできました。
十勝平野や山脈がとても美しく、夢中で撮影。
帰り道の仏像をカウントダウンしているとあっという間に登山口に到着!
かわいいシマリスのお出迎えがありました。
下山後はやっぱり温泉!
今回は地下1333mから湧き出る源泉かけ流しのモール温泉。
山行の疲れが癒されます。
温泉といえばやっぱりビン牛乳。
かわいらしいピンクのいちご牛乳でひんやりクールダウン。
ツアー参加の皆さんとお喋りを楽しみながら一息ついて帰路となりました。
秋の登山はこれから本格的なシーズンを迎えますね!
紅葉や、秋の植物を楽しみましょう。
今回はUlvo30を使用しました。
30Lのザックとしては900gで軽量です。
写真の装備をすべて入れても余裕があったので、車での移動中は登山靴も一番上に入れていました。
やまうち装備(アイテム名クリックで詳細ページに行きます)
・Forever Nature Badge T-Shirt M
・Abisko Trekking Tight W
・Abisko Summer Hat
・Ulvo30
・Fjallglim Strech Shirt LS W
・Keb Lite Padded Jacket W
・Keb Eco-Shell Jacket W
・Gear Bag
・Gear Bag Large
・Gear Pocket
・Pocket