花の百名山・富良野岳登山レポート(後編)*高山植物の写真たくさんあります!
こんにちは!札幌店スタッフやまうちです。
富良野岳登山レポートの後編をお届けします。
(前編はこちら)
三峯山沢で小休止した後、次々とお花達との出会いがありました!
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↑ショウジョウバカマ
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↑アオノツガザクラ
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↑エゾウツギ
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↑エゾノツガザクラ
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↑エゾヒメクワガタ
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↑オガラバナ
お花を愛でながらズンズン進むと富良野の街が見えてきました。
再び残雪ゾーンです。夕香さんお手製の5秒雪だるま!
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↑ツガザクラ
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↑エゾコザクラ
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↑エゾイチゲ
足元には可愛いお花がたくさんですが、標高が上がるにつれ、見渡せる景色も広がってきました。
二三雲(にぞうぐも)が美しい! 山頂付近にかかっていた雲が晴れて益々テンションが上がります。
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↑チシマノキンバイソウ
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↑カラマツソウ
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↑モミジカラマツ
2度目の休憩はサクッと短めに。もう少しで肩分岐です。水分補給はしっかりと。
肩分岐手前にチングルマの群生地がありました。
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↑チングルマ
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↑トカチフウロ
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↑エゾタカネスミレ
AM12:20
肩分岐に到着です。
山頂まで残り30分程度、昼食をここで摂るか選択の時!
私たちは山頂で食べることに決め、直ぐに出発することに。
肩分岐を出発して直ぐに出会いが。
高山植物の女王「コマクサ」です。
何とも言えない美しいフォルムでクギ付けになりますよね。
次々と可愛い花々が出迎えてくれます。
エゾノハクサンイチゲの群生は圧巻です!
おおや:見たことのない花がたくさん!さすが花の百名山ですね。
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↑イワヒゲ
富良野岳山頂付近に群生するエゾノハクサンイチゲ、1つの花を4つの花が囲むように咲いています。
その姿がまた可愛い!花びらは裏から見るとほんのり紫色をしているんです。
日常生活ではゆっくり花を愛でる機会がありませんが、山でじっくり観察するのはとっても楽しいですね。
花にばかり気を取られがちですが、この辺に来ると眺望も最高です。
登山開始時には雲がかかっていた山頂付近もこの頃には快晴に!
山頂の手前でこの日一番テンションが上がるお花に出会えました。
ミヤマノギクさん。
キク科大好きなんです!笑
残念ながらここまでの道のりで北海道固有種の「エゾルリソウ」には出会えませんでしたが、私にとってはこの子が1番!
PM13:00
今度こそ無事、登頂です‼️‼️
山頂からみる十勝連峰、原始ヶ原は壮大で圧巻の景色です。
おおや:ついに登頂!天候にも恵まれ、富良野の街や周辺の山が一望できました。
山頂に着くと、先に到着していたグループが何やら谷の方を見ていました。
ヒグマが居たそうです!
私たちも教えてもらった辺りを一生懸命探しましたが見つけることは出来ず…
北海道の山にはヒグマが多く生息していますが、実際に遭遇できるのは稀です。
近くでの遭遇は絶対に避けたいですが、遠くからなら観たかった〜笑
予定通り、山頂で昼食を頂きます🥢
実はわたし、山頂カップ麺経験が無かったんです。
今回の富良野岳で満を持してカップ麺デビューを果たしました。
お家で食べても美味しいカップ麺ですが、3時間越えの山行後にこんな絶景を眺めながら食べてしまっては…しばらく下界では食べれなくなりそうです。笑
食後にはデザートが登場。
富良野らしくメロン!保冷していたようでひんやり甘く、疲れが吹っ飛びます。
おおや:山頂で食べるカップ麺とメロンは格別でした…
おしゃべりしながらご飯を食べ、食後に少しお遊び。️
持参したモーラナイフを使って火花が出せるかチャレンジ!
スタッフおおやは初めてでしたがなかなか筋が良かったです。
山行中はどんなアクシデントがあるかわかりません。
ナイフとファイヤースターターがセットになってるエルドリスのネックナイフキッドは登山装備としてもオススメです◎
下山前にはお勉強も。
地図測量に使われる三角点、柱石に文字が刻まれている面が必ず南側だそうです。
PM14:00
たっぷり1時間山頂からの風景を楽しみ、いよいよ下山です。
下山開始直後に新たな出会い!
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↑コイワカガミ
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↑ジムカデ
見逃している花や景色もあるので、足元に気をつけつつ下山ルートも楽しみます。
山頂ではずっとガスがかかって見えなかった十勝岳のてっぺんも、下山中に拝むことができました‼️
本当に短い時間のことで、足元だけ見ていたら気づけなかったと思います。
PM16:20
往路と同じルートで無事に下山。
登山届にしっかり下山時刻を記入して、今回の富良野岳登山は終了です。
富良野の短い花の季節、今回はとってもコンディションが良くて最高の山行になりました。
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スタート押し忘れてしまいましたが、往復のルートは同じです
次回はアフター登山とスタッフの装備・ウェアをご紹介します。
お楽しみに!