こんにちは！小田急ハルク店スタッフの小林です。
今回は、３月上旬に行った屋久島での様子をご紹介していきます。

コース概要
3月9日　晴　気温12°
目的地の太鼓岩の標高は1050m。そこを目指すピストンコース　5.6km/4h

午前7:00
スタート地点：白谷雲水峡の管理棟（標高約620m）

人生初上陸となる屋久島の自然に興奮しつつ、スタートしてまいります。
日帰り登山なのでザックは、容量38L、Fjallravenの Bergtagen 38 を使用しました。
気温も丁度良く、正に登山日和でした〜

先ずは序盤の憩いの大岩、飛流橋(700m)からさつき吊り橋に向けて歩き始めます。
入口の時点で自然をビシビシ感じます！

さつき吊り橋に差し掛かりいよいよ本格的な登山道が始まり、高さのある吊り橋が、中々シビれます。
まず最初に目指すポイントはくぐり杉。

山道に入ると気温が下がり、湿度は高くなってきました。
流石は屋久島といったところですね〜。湿潤な気候の独特な森の雰囲気を感じてきました。

最初のポイントのくぐり杉(820m)に到着。
足元は屋久島特有の花崗岩や鬱蒼とした木の根が多く、険しい道が続きます。
ここは大木の下をくぐり抜けるスポットで自然の息吹を感じる事の出来るおすすめのスポットです。抜けた先にはワクワクが・・・。

次のポイントのシカの宿(830m)に到着です。
近くには白谷小屋がありここで多めに休憩を取ります。
気温はやや低く、終始薄手のフリースを着用していました。標高が徐々に上がっていきアップダウンも少しずつ出てきます。

少し進んだ地点(840m)に七本杉が現れます。何千年も前から木々が脈々と生きているのを感じながら次のポイント、
「苔むすの森」に向かって行きます。

苔むすの森に到着(879m) 。ここは、もののけ姫のモデルになった場所で不思議な雰囲気が漂っていました。
飛び出た岩や、木々には苔がビッシリと生えており幻想的です。

屋久島にはおよそ600種類の苔が生息しているそうで、苔に触れると水が搾り取れるくらい多く水を含んでいます。
ここに来て中間地点といったところ、ここから次に目指すポイントの辻峠に向かいます。

道中に地元の小学生が名付けた、武家杉やかみなりおんじなどと言った巨大な杉の木を横目に辻峠に到着しました。
ここから一気に急勾配となり、険しい道のりを抜け太鼓岩を目指します。

遂にゴール地点の太鼓岩に到着(1059m)
天気は良好でしたが、時おり物凄い風に飛ばされそうになりながら宮之浦岳の主稜線を望む絶景を堪能致しました！
ちなみにここは、もののけ姫に登場する「モロ」が座ってた場所だそうです。絶景に注ぐ絶景・・・。

11:30頃、無事に下山し帰路につきました〜
道のあちこちに「ヤクザル」が生息していて癒されます。本当に。
「ヤクザル」は地元では「厄が去る」という事で縁起が良い動物だそうです。
登る前に遭遇したかった・・・。

そして〜登山した後は腹ごしらえ、屋久シカの焼き肉！蝦夷シカよりも歯応えがあり、かなり美味でした。
皆さんも屋久島にお越しの際はぜひ食べてみてください！！

全体的に少しハイペースな山行でしたが、見るもの全てが興奮と癒しを呼び好奇心が疲れを忘れさせてくれました。
さすが自然遺産ですね〜
今回はほぼ全身がFjallravenの装備でした。小雨がぱらつくこともありましたが
撥水機能はもちろん、岩場などでの確かな耐久性も感じる事ができました。
皆さんも、自然遺産に登録されている屋久島で、ぜひアウトドアをお楽しみください。
それではまたお逢いしましょう！

＜着用ウェア＞
●Abisko Trail Fleece　(82257)

●Bergtagen 38　(23201)

●Keb Jacket M　(87211)

●Keb Trousers M Reg　(85656R)