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Fjallraven History

Born from passion, created for necessity

「より多くの人々に自然を感じてもらいたい」 Fjällrävenは、一人の男のこの思いから生まれました。

オッケ・ノルディンは、1936年にスウェーデン北部のエルンシェルツビクに生まれました。なだらかな丘陵、深い森、穏やかな海岸線が交じりあうこの場所は、好奇心旺盛な若いオッケには最高の遊び場でした。このような環境の冒険の中で、オッケの心の奥深くにFjällrävenの種が植えられたのです。

重い荷物を正しく収納でき、なおかつ快適に背負えるバックパックがほしいという必要性からアイデアは生まれました。
必ず何かいい方法があるはずだと考えたオッケは、母親のミシンと父親の道具を地下室に持ち込み、木製フレーム付きのバックパックを作りました。
植えられた種に芽が出たのは 10年後の1960年、同じ地下室でオッケはFjällrävenを設立し、最初の製品を製造しました。この時には木製フレームは軽量のアルミフレームに変わっていました。

1960年代から70年代には、Fjällrävenの製品は実用的で役立つものでなければならないというオッケの確固たる信念のもと、テント、寝袋、ジャケット、トラウザーなど、商品カテゴリーが大幅に拡大されました。Greenland Jacket、Expedition Down Jacket、Kankenなどによって認知が高まり、熱心なトレッカーから自然愛好家までがFjällrävenを信頼して愛用するようになり、スウェーデンでFjällrävenというブランドが大きく認知されました。

1980年代と90年代は地域的にブランドが拡大していった時期です。自然の中を必要なものをすべてバックパックに詰め込んでゆっくり一歩一歩をかみしめながらトレッキングを楽しむことをスウェーデンの人たち以外にも知ってほしいと思いました。その思いはまずスカンジナビアに広がり、次にヨーロッパへと拡大していきました。しかし、オッケにとってアウトドア用品を提供することは最終的な目標ではありませんでした。彼の夢は、より多くの人々が自然を体験できるようにすることでした。
彼は多くの人々に大自然をトレッキングしてほしかったのです。なぜなら、自然を体験することで人々はその素晴らしい自然を守りたい気持ちを持つはずだからです。初めてバックパックを作った時と同じく、このときも彼はその方法があると信じていました。
そして、彼の夢は、2005年にスウェーデン北部を110 km続くトレッキング、Fjällräven Classicを開催することで実現しました。

自然と共にあることが私たちにとって何より重要であることから、Fjällrävenは商品の開発や商品自体がサステナブルであることにますます重点を置きます。すべては自然を第一に考えるということです。2000年以降、私たちはEco-Shellの開発、Down Promiseの確立、および行動規範(Fjallraven Way)を策定していきます。

2017年私たちはとても感慨深い思いになりました。オッケが創業当時に描いたスウェーデンの山岳を攻略するマウンテニアリングコレクション:Bergtagenを発表することが出来たからです。2018年にはFjällrävenの最初のジャケットであるGreenland Jacket を含むGreenlandファミリーをリニューアルしました。

新しい機会を求めて前後、左右あらゆる方向に目を向けているとしても、私たちは常に共通の目標に向かい動いています。
より多くの人々に自然を体験してもらうことはオッケの思いでしたが、このことは、いま私たちの使命となりました。自然は私たちのDNAに深く刻まれており、そこから逸脱することはできません。自然がなければ、私たちは何ものでもなくなります。自然は私たちの過去、現在、そして未来です。
これは永遠に続いていきます。