Fjallraven Brand Story

「1950年から続く冒険」

1950年、フェールラーベンの前身は14歳の少年の若すぎる両手から生まれた。

エルンシェルツビクという小さな町に、スウェーデンの深い森に魅せられたひとりの少年がいた。少年の名は、オッケ・ノルディン。当時の木製背負子は、荷物もバランスよく配置できず、歩くのに倍の重さを感ぜずにはいられない酷い代物だった。オッケはその背負子が嫌で嫌でしょうがなかった。
そこで考えたのが、重い荷物を入れるバックを上部に固定し、フレームと背中に隙間を作ることだった。早速、オッケは母親の足踏みミシンを使って丈夫な帆布でパックを縫い、それを木製のフレームに革ひもで縛り上げ固定した。これが、栄えあるフェールラーベン試作品第一号となる。

1960年、青年オッケ24歳。フェールラーベン社設立。

奥さんとふたりの家内制手工業。地下室にこもりコツコツ製品を開発製造し、手渡しで販売するというギリギリの生活スタイル。青年オッケの製品開発は、より深く森に分け入るための製品自体の重さとの闘いでした。しかし、遂に、世界初の製品を作り上げるのです。

アパートの地下室から、森に向かうための軽量かつ堅牢なザックが生まれる。
しかも世界初。

当時のスウェーデンは、航空産業大国。そこでオッケが目をつけたのが、飛行機に使われるアルミ。高度な溶接技術は世界でも類を見ないものでした。オッケは飛行機に使われる高度なアルミ製法技術を、世界で初めて背負子に応用したのです。木製に比べて圧倒的に軽量で、タフな環境にも耐えるアルミ製フレームザックは、あっという間に欧米中に広がり、1960年頃より始まるバックパッカーブームの礎となるのでした。


Brand Conceptフェールラーベンからの6つの約束

  1. 01 Functionality機能的である

    フェールラーベンは、極北のグリーンランド、熱帯雨林のブラジル、灼熱砂漠のオーストラリアなど地球規模の徹底したフィールドテストを繰り返した上で商品化を決定しています。特に、素材、ベンチレーション、ポケットの配置には、細心の注意を払っています。フィールドテストの結晶、それがフェールラーベンなのです。

  2. 02 Durability 丈夫で長持ち

    耐久性はフェールラーベンの誇り。フェールラーベンは、買い替える必要がないといわれるくらい丈夫で長持ちです。
    「丈夫で長持ち」の理由は、フィールドテスターをはじめとする経験豊かな素晴らしいプロダクトスタッフにあります。素材管理担当、製造担当、多くのサプライチェーンなどが耐久性のあるフェールラーベンを支えてくれているのです。まさにフェールラーベンの誇りは厳しいプロの眼なのです。
    特に、フィールドテスターのヨハン・スカルマンは、厳しいストレスのかかるテストを短期間で実行に移してくれ結果を導いてくれる第一人者です。そのスカルマンは日本遠征も何度も繰り返しています。みなさんもどこかのフィールドで逢っているかもしれません。

  3. 03 Timelessness時を超えて

    フェールラーベンがめざしている製品は、ずっとそばにおきたくなるものです。もし失くしてしまったら心にぽっかり穴が空くような製品なのです。
    ゆえに流行のデザインは追いません。機能性に完全に特化したデザインはシンプルかつ機能的です。製品はフィールドから生まれます。フィールドで使われることを望んでいるのです。流行からは一切製品は生まれません。だからこそ、時を超えたデザインになり、ずっとそばにおいておきたくなるのです。

  4. 04 Reliability信頼を受ける

    フェールラーベンの製品は厳しい場所での使用を常に想定して開発しています。「安心安全」という信頼を受けるために、製品の素材と選んだ理由を明確に伝えるようにしています。そのために、厳しいフィールドテストを通ったものだけを製品化しているのです。
    さらに客観的に製品をみつめるために、素材の耐久性、摩耗性の検査を外部の繊維研究所に依頼し、その結果データをさらに越えるような高水準の製品づくりに取り組んでいます。ひとりの信頼を裏切らないようにするのが、フェールラーベンの使命なのです。

  5. 05 User-friendlinessユーザーフレンドリー

    もし、強風の吹きさらしの場所など厳しい天候のなかテントを張らなければならない状況になった時にも、テントは簡単に設営できるようになっています。
    そのために、スマートなデザインは施していません。すべては利便性のために設計しています。ただし、はじめてテントを張るひとは無理です。旅に出かける前に何回かひとりで設営とバラしぐらいは練習しておいてください。

  6. 06 Versatility対応力を備える

    晴れから霰など、山のように刻々と変わり続ける天候に、また幅広い移動に、長時間の運動にも対応できるようデザインし続けています。
    万能のウエアを作ることは夢ですが、まだまだかないそうもありません。でも、少しでも近づくように努力を怠らない覚悟です。

    ---------すべては、サステナビリティのために。