Fjallraven Way

Our Material Choice Philosophy 
わたしたちの素材選びにおける哲学

フェールラーベンは、環境負荷のより少ない素材を選択することを第一義と考えています。ゆえに、天然物質であれ化学物質であれすべての素材は成分構成から破棄する現場まで徹底的に検証し続けています。その検証があってこその品質と機能だと考えているからです。

Environmentally Preferred Materials / 環境負荷の少ない素材

私たちは、常に環境負荷の少ない有機的で再生可能な素材の使用を促進しています。素材は、生産から使用現場、破棄する現場まで、環境負荷の少ないものを優先しています。また、素材を選ぶ主眼点は環境に対して大きな影響力を持つ成分構成だと考えています。

Resource Efficiency / 資源効率の高い素材

新素材を導入する際、資源効率を検証することがとても大切なことだと考えています。機能性を犠牲にすることなく環境負荷の少ないものを優先しています。資源効率とは、すべての製品のライフサイクル分析を、CO2総排出量の削減などの気候や環境に与える負荷と照らし合わせて考えてみることです。
それがさらに「長い製品寿命」につながることこそ最も大切なことだと考えています。

Restricted Substances List / 規制物質の不使用

全世界の生産工場において法律で制限された、規制物質リストの使用は一切許可していません。世界中のサプライヤーに対して、フェールラーベンケミカルガイドラインをもとに定期的にチェックをしています。さらに正しい製造方法で行っているかどうかをチェックするためにテストレポートの提出を義務付けています。

Recyclability / リサイクル可能素材

素材の選択は、最終破棄するところまで考慮する必要があります。天然物質であれ化学物質であれ、すべての素材はリサイクル可能でなければならないと考えています。

Animal Derived Materials / 動物由来の素材使用にあたって

動物由来の素材を用いる場合は、その動物が一生の間に不必要な痛みにさらされず尊厳と敬意をもって扱われ処遇されたものでなければなりません。毛皮は使用せず、皮革やダウンは食品産業の副産物であるべきと考えています。

Some Exsample of Material Choices
素材選びにおけるいくつかのサンプル


Preferred Materials List / 使用可能素材リスト

自然環境への負荷を考慮して、使用可能素材リストを作成しています。このリストは、様々な研究機関や異なる分野の組織の情報を元に作成しています。

  1. 使用するのに優れている素材
  2. 使用可能素材
  3. 使用するのを許容できる素材
  4. 使用禁止素材

このリストは、デザイナーや製品企画スタッフのために実践的なツールとして機能しています。2020年を目標に、すべての素材90%をAとBに認められる素材に変更していく予定です。そのために、シーズンごとのコレクション発表時の目標として設定しています。

  • Organic Cotton オーガニックコットン

    コットンは世界の繊維の需要の50%もあり、コットン農地は世界中の農地の3%を占めています。コットンは多くの害虫を惹きつける植物であると同時に食品ではありませんから、大量の有害な殺虫剤と肥料を使用して育てられているのが現状です。
    オーガニックコットンは、有害な殺虫剤や肥料を一切使用しない農地で生育され、生育環境が限りなく環境負荷ゼロのものを指しています。
    1994年からフェールラーベンでは、緑色の北極キツネマークを使用して、オーガニックコットンラインをひと目でご理解いただけるようしています。またコットンTシャツに関してはすべてオーガニックコットンを使用しています。今後、その他のウエアやギアに関してもオーガニックコットンの使用を増やしていく予定です。

  • Recycled Polyester リサイクルポリエステル

    ポリエステルは、アウトドア製品を企画開発するにあたって堅牢で機能的で最も優れた素材のひとつです。ただし純ポリエステルは、石油から繊維に転換するときに多くのエネルギーを消費します。そこで私たちは、純ポリエステルよりエネルギー消費を30-50%少ないリサイクルポリエステルを素材として使用しています。またそれがCO2の削減にもつながっています。

  • G1000 Hardwearing and Long-Lasting 堅牢かつ長寿命

    G-1000はフェールラーベンの誇る堅牢かつ長寿命素材です。ポリエステル65%とコットン35%を高密度で織り上げられた素材はアウトドア素材の頂点と言っても過言ではないでしょう。コレクション/製品の大部分にG-1000素材を用いているのは、生産プロセスにおいて、資源効率を高めることにつながっています。
    G-1000ECOは、リサイクルポリエステルとオーガニックコットンを使用しています。これは私たちのサステナビリティ哲学を証明するものです。
    またグリーンランドワックスを含浸させたり抜いたりして気候風土に合わせた自分だけの素材を作れることも大きな魅力のひとつです。

  • PFC FREE IMPREGNATION 過フッ素化合物の使用禁止

    アウトドア産業で、水、油、汚れをはじくものとして使用されてきたPFCS/過フッ素化合物の使用を2015年より禁止しました。PFCS/過フッ素化合物は、地球上では、分解するのに長時間かかりかつ生体に対しての残留特性の高い物質。ほとんどのコレクションでは、PFCS/過フッ素化合物を使用しないで撥水性、通気性の高い素材を用いています。

  • DOWN ダウン

    私たちは動物愛護の精神にのっとり、「フェールラーベン・ダウン・プロミス」という基準を設けています。いい環境で育てられた食用グースの副産物で採れるダウンのみ使用しています。また100%のトレーサビリティ(追跡可能性)を誇っています。

    フェールラーベン・ダウン・プロミスでは、各製造工程においてラインの徹底的なチェックを行っています。

    私たちのフェールラーベン・ダウン・プロミスは、「ANIMAL WELFARE SWEDE(2010年)」「FOUR PAWS(2014年)」から高い評価を受けています。
    私たちのフェールラーベン・ダウン・プロミスは、下記からご覧いただけます。
    https://www.youtube.com/watch?v=5v-323FrTQo&feature=youtu.be