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ABISKO65を背負ってジョージアを歩く!

こんにちは!スタッフの田口です。
今回はフェールラーベンのバックパック「ABISKO65」をジョージアのスルーハイクで使っていただいた白井康平さんのインプレッションをお届けします。
スウェーデンのクングスレーデンをはじめ、世界中のロングトレイルを歩いている白井さんは、この夏、ジョージアのTobavarchkhili Lakeのトレイルを歩いてきました。
その時の様子をご覧いただきたいと思います。

 

トボワチキルレイクにて

 

ザックの前面と背面に記されているABISKO(アビスコ)という文字を見るたびに、2015年に歩いたスウェーデンのクングスレーデン(王様の散歩道)を思い出す。
出発地点はABISKOという小さな町だ。
今回、多くの思い出を冠したザックを持って向かったのが、ジョージア(旧グルジア)のスヴァネティ地方にあるトボワチキルレイクへのトレイル。
スタート地点はムクリという小さな町だった。
東京の奥多摩駅前のような雰囲気。
ジョージア的スーパーマーケットが1件あるだけのタイニーな町だ。

 

◆トボワチキルレイクトレイル
ムクリ~ハイシ 総歩行距離 69km
標高が一番高い場所で2905m
標高が一番低い場所で52m

 

トボワチキル手前の湖

 

ロシア経由でジョージアの首都トリビシに降り立つ。
ここで食糧とガス、地図を購入する。
ABISKO65に詰めると20㎏は超えていただろう。
日本の登山のように、トレッキング情報を集めれば、必要最低限の荷物に抑えることができるだろうが、未開の地である場合、いろんなことを想定してしまう。
渡渉はあるのか、水はそのまま飲めるのか。
その結果どうしても重くなってしまう。
そしてトレイルを歩き始める。

 

目印を頼りに進む

 

ABISKO65のグリーンが好きだ。
自然に溶け込けこめる色だから。
そして、このザックはとてもシンプルなザックだ。
機能が多すぎるわけでもなく、不便というわけでもなく、丁度良いという意味でシンプルだ。
軽量化の意識はあまり感じられないが、特別重いというわけでもない。
「丈夫で長持ち」な哲学がこのザックに注ぎ込まれている。
私自身、結構乱暴に荷物を詰め込んでしまうのだが、まったく問題なかった。
それを見て、スペイン人ハイカーに「素敵なザックだね」と褒められた。
苦笑いしながらも、内心は嬉しかった。

 

摘みきれないブルーベリー

 

トボワチキルとABISKO65

 

ジョージアで一番美しいとされる「トボワチキルレイク」。クングスレーデンのように水がとても豊富であり、同じように雨の多いエリアでもある。そんな素敵なトレイルをスウェーデンのクラフトマンシップを背中に感じながら歩くのもおもしろいと思った。

 

焚き火も自由にできる

 

白井 康平

 

【プロフィール】
1983年生まれ、東京都出身。世界45か国以上を旅している。観光だけでは飽き足らず世界のトレイルコースをまわり始め、アメリカンのジョンミューアートレイル、スウェーデンのクングスレーデン、パタゴニアやヒラヤマのトレイルでのスルーハイクを楽しんでいる。

 

白井さんのクングスレーデンに関する記事はこちらをご覧ください!
https://fika.cinra.net/article/201809-kungsleden

 

現在、日本で販売しているフェールラーベンのバックパック情報はこちら。申し訳ございませんが「Abisko」シリーズは取り扱っておりません。「Abisko Friluft」「Kajka」「Kaipak」をぜひともよろしくお願いします!