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Say Hello To Kånken Re-Wool

 

サステナブルなウールがセーターやベースレイヤー以外にも活躍することを証明します

 

ウールは常に我々の主役の素材です。ほとんどのアウトドアブランドは、ウールをベースレイヤーかセーターにしか使っていませんが、
フェールラーベンは数年前からウールの違う使い方を試し始めていました。
ジャケットの中綿に使用したり、バックパックの背面への使用を試みています。
そして、その結果も踏まえてウールをフェールラーベンで最も人気のアイテムに使用することを決めました。カンケンです。
2020年秋冬シーズン、ウールを使用したカンケン、カンケン リウールが登場します。

 

リウールのカンケンが誕生しました

 

2020年秋冬シーズン、我々がリウールと呼ぶリサイクルウールを採用したカンケンのスペシャルエディションが登場します。
イタリアのプラート産のリサイクルウールに、強度を高めるために20%リサイクルナイロンを組み合わせたものを主素材に、
G-1000 HeavyDuty Eco Sを組み合わせました。

 

「この素材はメルトンと呼ばれています」 ハードウェアデザイナーのFredrik Hylténが教えてくれました。
「イギリス発祥の素材で、その丈夫さと耐候性の高さが特徴で、表面はとてもスムースでフェルトのようなタッチです。
私たちはこの素晴らしい素材がカンケンの特徴ともマッチし、リサイクルウールの素晴らしさを伝えるにも最適だと確信しています」。

 

 

リサイクルウールは主に生産時に余った生地を使用します。カラーごとに集めたものを一度解き、紡ぎ直します。
染色の必要がないので、水とエネルギーの節約になり、捨てられるゴミを有効活用することにもなります。

 

 

「これまで我々は、商品自体の機能性に重きを置いてきました」。サステナブル部門の責任者であるChristianeは教えてくれました。
「今は、エンドプロダクトを基準にするのではなく、原材料を企画のスタートとして考え、その原材料でどのような商品を作れるかを
考えるようになりました。そしてウールに関しても、ベースレイヤーやセーター以外の有効な使い方を見つけました」。フェールラーベンは現在、
リサイクルウールを多く利用しています。Textile Exchangeは、フェールラーベンをリサイクルウールを多く利用している
トップ10ブランドの一つとして位置付けています。ですが、リサイクルウールはフェールラーベンにとってサステナブルウールの一部分に過ぎません。

 

ウールの話

 

フェールラーベンは、サステナブルの基準を満たした様々なタイプのウールを使用しており、その機能性にも妥協はありません。
リサイクルウールとリカバードウールを使うことで、廃棄物を再利用するだけでなく、サステナブルの観点から
トレーサブルであることにも重きを置いています。もしウールがどこからやってきているか分かれば、
そのコミュニティや環境が動物愛護の観点においてサステナブルかどうかが分かります。そして、異なる複数の場所から
資源を調達することが、長期的にサステナブルであり、回復力のある供給連鎖を保つベストな方法だと考えています。

 

「一つのタイプのウールだけではなく、目的に合わせた複数のウールを使用しています。長い目でみるとこのアプローチは
サステナブルの観点から非常に重要です。この方法は、必要なものを必要な量だけ調達することができ、効率的で柔軟性があります」。
「しかし、私たちの最優先事項は動物愛護にのっとったトレーサビリティーであり、土地管理をして環境を守っていくことです」。

 

動物愛護と土地管理の視点を持っているファームをフェールラーベンはサポートしたいと考えています。
この考えから、メリノウールを供給するZQウール、食肉産業が廃棄物にするウールからインサレーションに最適な粗めのウールを供給する
スウェーデンのリカバードウール、最適な土地管理をするBrattlansgårdenファームと取り組みを行っています。
これらの例からも、フェールラーベンは完全にトレーサブルなサプライチェーンを組織していることが分かります。

 

将来的には、土地管理や再生農業にいい影響を与えるヴァージンウールを使用していきたいと考えていることも
Christianeは教えてくれました。「動物愛護と環境サステナビリティの観点から、トレーサビリティが非常に重要です。
我々はリカバードウールを増やし、これらの資源をいまだに廃棄しているマーケットにいい刺激をもたらすことが出来ればと考えています」。