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【STAFF blog】親子で山を歩いてみませんか?

こんにちは。スタッフの田口です。
今年は新型コロナや長雨、超大型台風などアウトドアを思うように楽しめない状況が続いています。
特に新型コロナの影響は、今までの価値観や考え方、人との接し方などまで変えてしまい、私たちは「新しい生活様式」を取り入れることになりました。
それでも私たちは前を向いて歩いていくのみ。新しいことはどんどん取り入れて、できる範囲での小さな冒険、ワクワクすることへの挑戦など前向きな気持ちだけは持ち続けたいものです。

 

そんななか、札幌店スタッフのヤマウチさんからある相談が届きました。

 

相談内容は「去年の写真だけれど、ブログに掲載してもいいものなのかどうか…」というものでした。
実はヤマウチさん、ちょうど一年前の夏に、初めて親子登山をしたそうです。
今ではすっかり登山にハマり、北海道のいろんな山に登っていますが、きっと「親子登山デビュー」には特別な思いがあるに違いありません。同じくらいの年齢のお母さんたちで「子どもと山に行ってみたいなぁ」と思っている方もいらっしゃると思うので、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいなという気持ちで、ヤマウチさんのブログを届けします。

 

山歩きを通じて、お母さんから見た成長する子どもたちの逞しさと純粋な眼差し。
家族っていいなぁ。山歩きっていいなぁ。やっぱり自然の中って最高!と思います。

(記:田口)

 
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皆さまこんにちは!札幌店スタッフやまうちです。
今回は親子登山デビューした時のことをお話しいたします♪

 
円山(標高225M) 北海道・札幌市
2019年8月 天気:晴れ

 

 

 

円山と言えば【円山動物園】が有名ですが、動物園の手前でまずお出迎えしてくれるのが『八十八か所登山口』です。
標高も低く、勾配もそれほどきついところが無いので子供でもスイスイ登れる大人気の山なんですよ!

 

 

八十八か所という名前の通り、登山道にはずらりと観音像が並んでいます。
子供たちは物珍しく眺めたり、手を合わせたり忙しそうでした。

 

大正三年に円山村の開拓功労者である上田万平・喜七兄弟が円山登山道を開き、四国から移住してきた札幌近郊の信仰者有志に観音像の貴信を呼びかけ、八十八体の像が建立されたそうです。

 

 

登山道はキレイに整備されています。
足元は楽なスニーカーで大丈夫です◎
行き交う人はデニムやジャージなど服装も様々で、市民にとっては身近なハイキングスポットです。

 

 

山頂までは木々に覆われた道が続きますが、ちょうど往路半分くらいで道が二股に分かれます。
まっすぐ進むか、少し横の勾配を登って高い道を進むか…(少し進むと合流します)
探求心旺盛な子供たちは高い道を選択、結果木々の隙間から札幌の街を眺めることが出来ました!
まだ山頂に着いていないのに、感動してなかなか先へ進まなかったんですよ笑

 

登山では景色ももちろんですが音も楽しみですよね。
鳥や虫の声に、風の音。
円山には競技場や野球場もあるので、タイミングによっては野球の歓声や競技中のアナウンスなども聞こえてくるんです♪

 

 

普段はなかなか触れ合えない自然のなかで、見るものすべてが珍しく興味津々。
「木についてるのなに?」と不思議そうにサルノコシカケを眺めていました。
キノコだよと教えると、「たべられるの?毒キノコ?」と次々疑問が湧いてきます。
帰ったら調べてみよう!と下山後の楽しみにも繋がりますね。

 

 

 

途中、エゾリスとも遭遇しましたが撮影は失敗。
小さなエゾリスのすばしっこさに驚きながら、次は逃げないようにとそっと歩いたり耳を澄ましたりしましたが残念ながらこの日はもう会えませんでした。
そして登山開始約40分で山頂に到着!!
ちょうどお昼ご飯の時間に登頂できるよう時間を調整していたので、山頂の景色より「おなかすいた!!」な子供たち笑
円山駅のスーパーで各自選んだパンを美味しそうに食べました♪
(円山には美味しいパン屋さんがたくさんあるので時間があればそちらをお勧めします!!)

 

 

 

円山山頂はけっして広くはありませんが、大きな岩が多く椅子にちょうどいいです。
食事のあとは自分たちが暮らす札幌の街をゆっくりと眺めます。
うちはどこ?ママの職場は?あれは何?いったことある?
指をさして色んなことを確認。親子の会話が弾みました。

 

 

人気の山なので山頂は割と混雑します。
次々やってくる他の登山者さんに場所を譲りましょうね!と30分ほどで下山開始。

 

 

下山では『動物園コース』を選択。円山動物園横が登山口です。
コースが変わると景色も変わり、新たに発見も。
大きくて登りやすそうな木を発見しました!
子供といえば木登り!?
みんなで力を合わせて登りました!

 

 

 

低山でも急勾配や滑りやすい道はあります。
兄弟で手を取り合ってる姿がとても微笑ましかったです。

 

 

下山後は動物園の横を通りさらに歩道を下ります。
円山駅まではゆっくりな坂が続きます。
ここにきてちょっと疲れた~と三男。
北海道神宮横の円山公園で一休みしました。
円山公園にはたくさんの花壇にチューリップなどお花が植えられていて、こちらも素敵なんですよ!
ベンチもたくさんあるのでピクニックにも最適です。

 

子供たちも普段とは違う環境でたくさんの発見を私に見せてくれて、私もとっても楽しめました。
次はもっと大きな山に登りたい!とその日一日はずっと興奮してました笑
是非、みなさまも親子で登山をお楽しみください。

 

【やまうち装備】
Kaipak28
Logo T-Shirt
Ovik Flannel Shirt LS W
Braided Knit Hat
(子供たち)
Byron Hat
Greenland Cotton Beanie

(記:山内)